英語劇に興味を持ったら
〜こんな思い込みはありませんか?
「英語劇」を検索ワードに、当サイトにアクセスして下さる方は、年間を通じて
相当数いらっしゃいます。このつたないサイトから、何かひらめきを得て下さ
るなら、それは大変嬉しいことです。英語で演技できる日本人俳優が増え
れば、ハリウッドも喜んでくれるでしょう。
そう、英語できちんと演技できる日本人俳優は、とても少ないと言われて
います。その理由は私にはわかりませんが、次のような思い込みがもし、
あなたの中にあるとしたら・・・それはあなたという貴重な才能に、フタを
してしまうかもしれません。まさか、とお思いになりつつお読み下さい。
1)英語劇とはセリフを暗記すること。暗記することで英語力が伸びる。
セリフがイキイキと現実感をもつのは、物語中のシチュエーションや
人物の意思を、俳優がしっかりと想像し、把握している時です。
すらすらと上手に暗唱されただけのセリフには、人間的な魅力があり
ません。
2)英語劇では、感情を込めてセリフを言う必要がある。
「感情を込めて」「大げさに」は、私にとって2大NGワードです。自分の
演出でも、決して使わない言葉です。
感情を込める→わざとらしい演技→観客はドン引き。気づいてないのは
役者だけ。感情は込めないで下さい。初めは棒読み、無表情の方が、
むしろ嬉しいです。
3)英語劇とは、若い人たちがやるものだ。
社会は、様々な年齢の人々で構成されています。その縮図を見せてこそ、
心を打つ演劇であるはずなのに、若い美男美女しか役者をやっちゃいけ
ないのなら、とっても困りませんか?
児童、学生は英語劇をさかんにやっている。その延長上で、大人世代が
更にカッコよく、成熟した魅力を爆発させているかというと、できていない。
それが、英語劇活動をしている中で、私の最大の不満であり起爆剤です。
・・・いかがでしょうか? ハリウッドの映画撮影現場では、「Stop acting!
(演技するのをやめろ!)」と叫ばれています。そう、無理やりお芝居しない
でいいんです。必要なのはあなたの勇気とイマジネーション。あと、歩く時
に音がしにくい靴があるとカンペキです。